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ヤクルトの村上宗隆選手(24)は、今シーズン終了後にメジャー挑戦を明言しています。日本でのラストイヤー、特別な思いで臨む1年のスタートに密着しました。
■3333段!「日本一の石段」に挑む
村上選手
「明けましておめでとうございます。熊本の神社に向かってます。でも人が多いけんバレないように」
「明けましておめでとうございます。熊本の神社に向かってます。でも人が多いけんバレないように」
1月1日、村上選手は地元・熊本の健軍神社で初詣を行いました。
村上選手
「末吉!『用心して時の来るのを待て。初めは心配事多いけれど、後になれば何事も望み通り叶う様に』」
「年の1発目で大吉ってちょっと嫌じゃん。これひがみなんですけど、本当は大吉が良かったんですけど、なんか良い1年の始まりになりそうですね」
「末吉!『用心して時の来るのを待て。初めは心配事多いけれど、後になれば何事も望み通り叶う様に』」
「年の1発目で大吉ってちょっと嫌じゃん。これひがみなんですけど、本当は大吉が良かったんですけど、なんか良い1年の始まりになりそうですね」
日本でプレーする最後の1年が始まります。1月2日、新年最初のトレーニングは熊本にある名所「日本一の石段」です。険しく続く3333段の山道を、およそ1時間歩いて登ります。
およそ2キロの道のりを、九州学院高出身のDeNA・伊勢大夢投手(26)や高校時代のチームメイトと共に登る村上選手。
村上選手
「寒い!きつい!きついっす。今、何段だろう、これ。500段!しんどくない?」
「寒い!きつい!きついっす。今、何段だろう、これ。500段!しんどくない?」
子ども
「村上選手!頑張ってください!」
「村上選手!頑張ってください!」
村上選手
「ありがとう!」
「ありがとう!」
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■昨シーズンの反省から生まれた決意■昨シーズンの反省から生まれた決意
2000段を超え、終盤に差し掛かった頃、村上選手が語り始めたのは、昨シーズンのある反省でした。
村上選手
「アメリカに行きたいという気持ちもあるので。これメジャーだったらどうかなとか。今、日本でやっているのに、どうしてもそっちを考えてしまっていた自分がいるので、それって目の前のことに集中できていないので」
「アメリカに行きたいという気持ちもあるので。これメジャーだったらどうかなとか。今、日本でやっているのに、どうしてもそっちを考えてしまっていた自分がいるので、それって目の前のことに集中できていないので」
プロ野球に身を置きながら、頭にあるのはメジャーリーグのこと。プレーに集中できないこともありました。
村上選手
「僕自身、やれたことはあると思うので、それを全うできなかったのが、ちょっと悔しいですね」
「(Q. 成績は悪くないですよね?)」
「いやいや、悪いですよ、さすがに。僕に課せられた期待はもっと高いところだろうし、僕の成績はチームに直結しているので」
「僕自身、やれたことはあると思うので、それを全うできなかったのが、ちょっと悔しいですね」
「(Q. 成績は悪くないですよね?)」
「いやいや、悪いですよ、さすがに。僕に課せられた期待はもっと高いところだろうし、僕の成績はチームに直結しているので」
だからこそ、今シーズンに抱く決意があります。
村上選手
「目の前のことに集中できる環境を自分の中で作って、しっかり相手ピッチャーと対戦できるように。チームのことだけを考えて、自分の体といろんなものをチームのために使えればなと思います」
「目の前のことに集中できる環境を自分の中で作って、しっかり相手ピッチャーと対戦できるように。チームのことだけを考えて、自分の体といろんなものをチームのために使えればなと思います」
登り始めて1時間、ついに頂上へ…。村上選手は「お願いします。今年も」と願いを込めて鐘をつきました。
(「報道ステーション」2025年1月22日放送分より)