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とうもろこしとよく似た野菜、ヤングコーン。とうもろこしと何が違うかご存知ですか?実は、おいしさと関係があります。
■とうもろこしとヤングコーンの違い
今が旬のとうもろこし。食卓に並ぶ機会も多いのではないでしょうか。
ところで、よく似た野菜にヤングコーンがありますよね。
サラダに加えたり、焼いたり、炒めたり、様々な料理で味わえますが、とうもろこしと何が違うかご存じですか?
街の人(30代)
「ヤングコーンは味がないので、どんな料理にもアレンジすればいける。普通のコーンは甘味が強い」
「ヤングコーンは味がないので、どんな料理にもアレンジすればいける。普通のコーンは甘味が強い」
街の人(60代)
「(ヤングコーンは)サラダに入っているイメージがある。(ヤングコーンは)日本でとれているイメージがしない」
「(ヤングコーンは)サラダに入っているイメージがある。(ヤングコーンは)日本でとれているイメージがしない」
街の人(30代)
「そもそも種類が違うんじゃないか」
「そもそも種類が違うんじゃないか」
ヤングコーンととうもろこしは、何が違うのでしょうか。ヤングコーンを販売しているキユーピーに聞きました。
キユーピー 家庭用本部 寺尾秀樹さん
「ヤングコーンととうもろこしが似ているのには理由があります」
「ヤングコーンととうもろこしが似ているのには理由があります」
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■ヤングコーンの正体は…■ヤングコーンの正体は…
寺尾さん
「ヤングコーンは、成長前に収穫されたとうもろこしなんです。ヤングコーンというのは、とうもろこしが大きくなる前に収穫している、若芽のようなもの」
「ヤングコーンは、成長前に収穫されたとうもろこしなんです。ヤングコーンというのは、とうもろこしが大きくなる前に収穫している、若芽のようなもの」
なんと、ヤングコーンととうもろこしの違いは「収穫するタイミング」でした。
大きくなる前に収穫したヤングコーンは、芯などが柔らかく丸ごと食べることができるのです。
実は、ヤングコーンの収穫がとうもろこしをおいしくしているといいます。
寺尾さん
「大体1つの株に、2つ〜3つ穂ができるが、コーンとして食べるのは、そのうちの1つを残したもの」
「大体1つの株に、2つ〜3つ穂ができるが、コーンとして食べるのは、そのうちの1つを残したもの」
「1つに絞ることで、より実が大きくついたり、栄養をそこに集中させるために農家はしている。ちょうど硬くなる直前のサイズ、間引いたものをヤングコーンとして食している」
ちなみに、キユーピーのオススメの食べ方は“揚げ焼き”だそうです。そんなヤングコーンは、丸ごと食べられ、様々な料理に使いやすいことから、人気が高まっているということです。