「頼むと危ない」「ハラハラする」ウワサのお好み焼き店。店長が離れた場所からマヨネーズを噴射!?
「食べたいけど、すぐに食べられない」ウワサの街中華。一口食べて客が悶絶(もんぜつ)!店主は「熱くなければ中華じゃない」といいます。
「時代が巻き戻った感じ」と、ウワサのうどん店。店先でホラ貝を吹き、目隠しをしてうどんを切る店主の正体とは…。
■ハラハラ“おいしくなるビーム”
なんとも食欲をそそるお好み焼き。ところが、お客さんがカメラを向けるのは料理…ではありません。
みんなを笑顔にする、ウワサのやりすぎ店を追跡しました。
「危なくてハラハラする」というウワサのお店が、千葉市の千葉中央駅から徒歩2分の「月島もんじゃ もんたま」です。
一番人気は「明太もちチーズもんじゃ」。みなさん和やかにパクリ。一体、何が危なくてハラハラするのでしょうか?
生地に大量の大和芋を合わせた「もんたま焼き」。実はこのお好み焼きに、ウワサの真相が隠されていました。
主役は「月島もんじゃ もんたま」店長の西村洋一郎さん(47)。ソースをかけると…おもむろにテーブルから離れます。すると、お好み焼き目掛けてマヨネーズを噴射!
さらに、2メートルほど離れた隣の座席の上からもビーム。最長距離は3メートル。確かにハラハラしますが、マヨネーズはキチンと鉄板に収まっています。味は「全然ふざけてない」至ってマジメです。
お店の名物となっているこのパフォーマンス。13年前のオープン時に、他店と差別化するために始めたといいます。
「洗面器目掛けて(水で)練習を毎日していた」
店長は3メートルが限界だといいますが、来店客は「何メートルまで行けるか、ちょっと見たいね」「次、頼む時はもうちょっと離れてもらおう」と話していました。
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■なかなか食べられない町中華■なかなか食べられない町中華
続いては、「食べたいのにすぐに食べられない」ウワサのお店を追跡しました。
嵐の中でも行列ができるのは、JR相模線の北茅ケ崎駅から徒歩1分「中華 のんち」です。
「いらっしゃいませ」
「ちっちゃい声は情けねえじゃん。全力でやってるから」
「熱いっしょ?」
熱血店主の小野さん。16歳から中華一筋で、この道41年です。
体から湯気が…。まさに熱き職人です。名物は豚肉、ハクサイ、きくらげなどを炒めてあんかけにした「肉ソバ」。中細麺があんに絡む至極の一杯です。
さすがベテラン、ノールックで鍋を振っています。と思いきや、客席が気になる様子です。
目線の先には、肉そばを食べて悶絶するお客の姿がありました。
ここは、激ウマ料理がとにかく熱すぎるお店。だから、食べたくてもすぐに食べられないというワケなんです。
「熱いのフーフーして食べるのが中華でしょ」
「熱くなければ中華じゃない」という熱血店主。アツアツを食べてもらいたいと、客席を気にしていました。
とはいえ、「アツアツのまま食べたいけど、猫舌なんです」というお客さんもいます。
シイタケを恐る恐る口に…案外熱くない?そう思った次の瞬間、熱さに悶絶。あまりの料理の熱さに店内では水を飲む人が続出します。お客さんが入れ替わる度に、ピッチャーを交換しなければならないんです。
実は、この店の“アツすぎるグルメ”には、ある特徴がありました。
肉そばが20分近く経っても冷めないというのです。出来立ての肉そば。あんを計ってみると94℃。そのまま20分間様子を見ることに。20分後の温度はまだ88℃です。
時間が経ってもアツアツの秘密は、高温で具材を炒め、そこに豚骨と鶏ガラからとったダブルスープをたっぷりと投入。片栗粉でとろみをつけていきます。丼を覆いつくすほどの大量のあん。これが熱さをキープしているんです。
「熱くてうまい!」お客さんを引きつけてやまないアツアツグルメ。でも、「熱すぎるから回転率が悪い」という、店主には頭の痛いこともあります。
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■目隠しでうどん作り?■目隠しでうどん作り?
埼玉県春日部市にもウワサのやりすぎ店があります。
午前11時になると、街に響き渡る謎の音。音がする方へ向かうと、ホラ貝を吹く男性の姿がありました。
「開店の合図として吹いている」
うどん職人の山崎さん。おいしさの秘密は麺の太さがバラバラなこと?実は、やりすぎな作り方をしていました。
創業して11年の「うどん屋 基蔵」。お昼時は満席になる人気店です。
メニューは20種類。こちらは牛すじを煮込んだルーをからめ混ぜそばスタイルでいただく「カレーうどん」。一番人気は、和牛を使った「甘だれ牛すじかけうどん」です。
「麺はコシがあって、他のうどん店で食べられない。ココが一番おいしい」
「たまに分厚い(麺)が入っている。バリエーションがあって楽しい」
強いコシが自慢の麺ですが、それにしてもなぜ太さがバラバラなのでしょうか?
コシだけではない、おいしさの秘密が隠されているのです。
突然、目隠しをする店主。そのまま、うどんを切り出しました。ナゼこんなことを?
「(麺の)太さが違うことで食感が変わる。食べていて飽きがこない。無意識で切るのが一番」
見て切ると、自然なバラつきにならないため、目隠しをしているといいます。店主の山崎さんは意外な経歴の持ち主でした。
「お坊さんの修行をして、山伏をやっていた」
18年前に奈良県にある「金峯山寺」にて山伏修行をしていた山崎さん。その後…。
「大病をして退院した時に食べた讃岐うどんが、まあおいしかった」
まるで修行僧が作るようなうどん店。常連客が一番驚いているのは「(ホラ貝を)よく交番の前で吹けるな」ということでした。
















