“新三原則”初適用も…ミサイル部品輸出に現実味
2014年4月18日 22:43
武器輸出三原則の全面的な見直しから2週間余り。日本製のミサイル部品の輸出が現実味を帯びてきた。新原則の下での初めてのケースとなる見通しだ。 小野寺五典防衛大臣:「(ミサイル)部品の一部をライセンス元であります米レイセオン社から三菱重工に対して、輸出してほしいという打診があることは事実」 輸出の要請があったのは、地対空ミサイル「パトリオット2」に使われる高性能センサーだ。ただ、防衛省幹部によると、アメリカは自国用として使うのではなく、ミサイルに組み込んだ上での第三国への再輸出が視野にあるという。防衛省幹部は「中東に輸出すると言われている。紛争当事国には当たらないので良いでしょう」と話す。政府は、三菱重工からの正式な輸出申請を受け、新原則に基づき可否を判断するとしている。 「撮影:航空自衛隊」、「映像提供:航空自衛隊」
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