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食パンの形は、2種類ありますが「角型」と「山型」の違いは、形だけじゃないってご存じですか?
■「角型」と「山型」 どっち派?
パンの定番といえば食パン。朝食は食パンという人も多いのでは。
そんな食パンには、角型と山型がありますが、皆さんはどちらを買っていますか?
街の人(30代)
「一般的な角型をよく食べます。(山型は)パン屋さんのパンというイメージがあります。角型は普通にどこでも買える食パンという感じ」
「両方とも買いますね」
「角型」
「わたし山型」
「一般的な角型をよく食べます。(山型は)パン屋さんのパンというイメージがあります。角型は普通にどこでも買える食パンという感じ」
「両方とも買いますね」
「角型」
「わたし山型」
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■形だけじゃない 大きな違いは…■形だけじゃない 大きな違いは…
実は、食パンの角型と山型には形以外にも違いがあるんです。
教えてくれたのは東京・港区に本店を構えるパン屋さん「麻布十番モンタボー」の石原佳奈さん。店長として自らパンを焼いていた経験があるといいます。
麻布十番モンタボー MD部 商品企画担当
石原佳奈さん
「(Q.角型、山型どちらが好き?)究極の質問ですね…」
石原佳奈さん
「(Q.角型、山型どちらが好き?)究極の質問ですね…」
パン選びの究極の2択。食パンの角型と山型にはプロも悩ませる、形だけじゃない大きな違いがありました。
なんと、食パンは角型と山型で味が変わるというんです。
石原さん
「食パンを焼く際にフタをしているかしないかで、山型か角型ができます」
「食パンを焼く際にフタをしているかしないかで、山型か角型ができます」
食パンの形は焼く際にフタをするかしないかで決まっているといいます。たったこれだけの違いで、何が変わるのでしょうか。
石原さん
「角型はフタを閉めて焼くので、密度が濃くなってきめが細かく、しっとりもっちりした食感になる」
「山型は焼くときにフタをして焼かないので、上に生地が伸びる。その際に気泡ができるのでさっくりとした食感になる」
「角型はフタを閉めて焼くので、密度が濃くなってきめが細かく、しっとりもっちりした食感になる」
「山型は焼くときにフタをして焼かないので、上に生地が伸びる。その際に気泡ができるのでさっくりとした食感になる」
フタを閉める角型は、水分が外に逃げないため、しっとりもっちりとした食感。一方でフタをしない山型は、水分が外に逃げるため、軽やかでさっくりとした食感に仕上がるといいます。
角型はしっとりしているのでトーストをしなくてもおいしく味わうことができ、山型はトーストすることでよりさっくりとした食感を楽しむことができるということです。
街の人(30代)
「なるほど、水分」
「子どもはやっぱりしっとりした方が食べやすいんで、子どもは角型がいいのかなと思う」
「夫とかもパンが好きなので、そういう違いがあるよと教えてみようかなと思います」
「なるほど、水分」
「子どもはやっぱりしっとりした方が食べやすいんで、子どもは角型がいいのかなと思う」
「夫とかもパンが好きなので、そういう違いがあるよと教えてみようかなと思います」