【侍ジャパン】新“主砲”は牧秀悟！ 井端ジャパン初陣メンバー26人発表

24日、野球日本代表 侍ジャパン井端弘和監督の初陣となる「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」（11月16〜19日、東京ドーム）の出場選手26人が発表された。参加資格は24歳以下または入団3年目以内と若手中心となる今大会。今年3月に開催されたWBCのメンバーからは唯一、DeNAの牧秀悟内野手（25）が選ばれ、オーバーエイジ枠（29歳以下）では、ヤクルト・田口麗斗投手（28）、西武・今井達也投手（25）、広島・坂倉将吾捕手（25）の3名が選出された。

井端監督はメンバー選考について「オーバーエイジ3名、WBC組1名、それ以外はほとんど代表初めてなので、若い選手を中心に今後の野球界を背負って立ってほしい思いを込めて人選」と説明した。「優勝は当然なんですけど、やっぱり選手が経験するっていうことが一番大事。その次のプレミアにも向けて選手がより成長する大会にしたいと思います。あとは監督の私がどれだけ選手を信頼して我慢できるかかなと思いますので、選手はのびのびと思い切ってやってもらえれば」と語った。

WBC1次ラウンドでHRを放った牧【写真：CTK Photo/アフロ】

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またオーダーについては「合宿とか練習試合を含めて判断したい」としながらも、「4番の牧選手くらいかな」と新たな“日本の主砲”に牧を据えることを明言した。

“4番”に指名された牧は、「11 月に行われるアジアプロ野球チャンピオンシップ2023 に選出して頂き凄く光栄です。井端監督が率いる初の大会で選出されたので自分の出来ることをやっていきたいですし、初めて関わる選手も多くコミュニケーションを取り勝利にこだわっていきたいです」とコメントした。

プロ3年目の牧は今シーズン、両リーグトップの103打点でタイトルを獲得、本塁打は29本でリーグ3位と打点、本塁打共にキャリアハイを記録し、“ハマの主砲”として躍動した。
若き侍ジャパンでも活躍が期待される。

▽メンバー一覧

【投手】
及川雅貴（22・阪神）
桐敷拓馬（24・阪神）
赤星優志（24・巨人）
★田口麗斗（28・ヤクルト）
吉村貢司郎（25・ヤクルト）
清水達也（23・中日）
横山陸人（22・ロッテ）
早川隆久（25・楽天）
★今井達也（25・西武）
隅田知一郎（24・西武）
佐藤隼輔（23・西武）
根本悠楓（20・日本ハム）

【捕手】
★坂倉将吾（25・広島）
石橋康太（22・中日）
古賀悠斗（24・西武）

【内野手】
佐藤輝明（24・阪神）
小園海斗（23・広島）
牧秀悟（25・DeNA）
門脇誠（22・巨人）
野口智哉（24・オリックス）
紅林弘太郎（21・オリックス）

【外野手】
森下翔太（23・阪神）
秋広優人（21・巨人）
岡林勇希（21・中日）
藤原恭大（23・ロッテ）
万波中正（23・日本ハム）

★はオーバーエイジ枠