サッカー・アジアカップ準々決勝 日本代表、対イラン激闘ベスト8 アジア制覇届かず

[2024/02/04 11:49]

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 アジアの頂点をかけた戦い、サッカー・アジアカップ準々決勝。

 日本の相手は現在16戦負けなし、優勝候補のイラン。対戦成績は6勝5分6敗とまったくの互角です。

 試合が動いたのは前半28分。

実況
「守田からパス、上田に入る。ボールをキープします。守田が前を向いて、ボールをキープする、中に行く」
松木安太郎さん
「いけー!打て―!」
実況
「前が空いた、シュート!入ったー!守田、先制点を奪った!」
松木さん
「これ最後ね、目いっぱいのところで蹴ってるよね」

 エンドが変わった後半、日本はなかなか追加点が奪えません。

上田綺世選手(25) 写真:森田直樹/アフロスポーツ
実況
「久保のクロスがあがってきた!ヘディングだー、久保から素晴らしいクロスが上がってきて、最後は上田綺世」

 すると後半10分でした。

実況
「この縦パス通る、アズムン、前を向く、このボールは通したくない、シュートだー!同点に追いつかれました!」

 その後も、イランが何度も日本のゴールを脅かします。

板倉滉選手(27) 写真:AP/アフロ  

 迎えた後半アディショナルタイム、板倉滉選手がファウルを取られ、PKを与えてしまいます。これを決められた日本。

 日本は3大会ぶりのアジア制覇を目指すも、イランに敗れ、ベスト8で敗退となりました。

堂安律選手(25) 写真:森田直樹/アフロスポーツ
堂安律選手(25)
「(Q.足りなかったところは?)パワーで相手が来た中で、そこで押し返せるはずの個人の能力がなかったですし、チームとしてまだまだ反省する点がたくさんあります」
遠藤航(30)選手 写真:森田直樹/アフロスポーツ
遠藤航(30)
「(Q.ゲームを通してどうだった?)前半はよかったと思うんですけど、追加点が取れなかったというところと、失点して相手がかなり勢いを持ってやってきたというところで、後手を踏むシーンが多かった。まずはチームに帰って、一人一人が成長してこの代表に戻ってこられるようにやっていけばいいかなと思います」

 松木さんに今大会を総括していただきました。

松木さん
「日本の弱点をある程度ついてくるようなチームに対して、相当今回はてこずった。選手個々の熱量だったり、そういうものも含めて初心に返って、強い日本代表を目指して各選手、頑張ってもらいたいと思います。残念な結果に終わりましたけど、我々はこれからも精いっぱい応援していきたいと思います」

(2月4日放送「サンデーLIVE!!」より)

  • 守田英正選手(28) 写真:森田直樹/アフロスポーツ
  • 上田綺世選手(25) 写真:森田直樹/アフロスポーツ
  • 板倉滉選手(27) 写真:AP/アフロ  
  • 堂安律選手(25) 写真:森田直樹/アフロスポーツ
  • 遠藤航(30)選手 写真:森田直樹/アフロスポーツ

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