大谷ライバルのナ・リーグ王者が、古田敦也を臨時コーチに招待! 次々“質問攻め”
サンデーLIVE
[2024/02/25 15:04]
今年も“古田臨時コーチ”に! キャンプ招待
まだ薄暗い、朝7時前。
「おはようございます。暗いね。でも去年より寒くないね」
「今年もよろしくお願いします」
「そうですね。頑張っていきましょう。よろしくお願いします」
今年もやってきました!メジャーリーグのダイヤモンドバックス。2年連続で臨時コーチに招かれた古田さん。
「去年と違うね。なかったよ去年はこんなの」
2023ナショナルリーグ・チャンピオンズの文字がありました。ダイヤモンドバックスは去年、22年ぶりのリーグ優勝を果たしました!
指揮をとるのは古田さんとヤクルトでチームメイトだったロブロ監督。去年のワールドシリーズ敗退後に実はある約束をしていました。
「また来年のキャンプに来てくれるかな」
「OK」
ということで、約束通りやって来ました!
「何か目についたらコーチも選手も教えちゃっていいから。あなたのアドバイスが必要なんだよ。若いキャッチャーもいるし。会えてうれしいよ、よく戻ったね」
本当に歓迎されていますね。まずはチームウェアが配布されます。
「Good!すごいな。ぜんぜん違うね去年と」
去年はエンジ色でしたが、今年は黒。さらにウェア1つ1つに、ネームシールを貼ってくれます。
「日本だと自分の名前を手書きで入れるんだけど、ちゃんとシール貼ってくれる」
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選手から次々と“質問攻め”選手から次々と“質問攻め”
午前9時、いよいよ古田臨時コーチスタートです。まず古田さんがいたのは外野です。バッティング練習中は球拾いのお手伝い。続いて守備練習ではランナー役を買って出ます。
「ランナー行ってくるか」
チームのためなら、古田コーチ、何でもやります!
上着を脱ぎ、ユニホーム姿になった古田さん。背番号は現役時代と同じ「27」。視線を送っているのはキャッチャーの練習です。
すると、若手キャッチャーから「スローイング」について質問がありました。
「丁寧に正確に。どこにくるかわからないから、どんな投げ方になっても足元にストライクを投げる」
大事なのは野手の足元に投げること。ここを強調していました。実際にアドバイスを受けた選手は、良いボールですが、ちょっと高いようです。
2球目は…。
「(大事なのは)正確に投げる。Good Control」
次に古田さんが向かったのはブルペンです。すると、またも若手のキャッチャーから質問がありました。
「古田さんは毎年のように活躍していましたが、どんな努力をしていた?」
「僕は盗塁を刺すのが得意だった。盗塁をさせないといけないから、盗塁が刺せないキャッチャーは1番ダメ。自分の技術をもちろん上げるんだけど、それと当時にピッチャーとよく話してどんどん会話しないと」
続いて行われたのは、ランナーが出た時のクイックの練習です。
「去年ウチが盗塁たくさんして勝ったというのがわかっているから、今年は相手も盗塁してくる。とくに遅い人たちを。積極的に意識づけ。クイックピッチ」
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最大ライバル“ドジャース” 選手は…最大ライバル“ドジャース” 選手は…
リーグ王者のダイヤモンドバックス、余念がありません!
しかし、リーグ連覇には大きな壁が立ちはだかります。それが同じ地区のドジャース。 去年のプレーオフではダイヤモンドバックスが3連勝。ドジャースを破りリーグ王者まで上り詰めました。
しかし、今シーズンは大谷翔平選手と山本由伸投手が加入。大型補強に成功しています。
そこで、ダイヤモンドバックスの選手たちに大谷選手と山本投手をどう思っているのか、徹底調査しました。
「翔平はおそらく最高の選手だと思います」
「今年は私たちにとって、とても厳しい戦いになります」
「山本と大谷の2人はとても素晴らしい野球選手です」
次週、ダイヤモンドバックスはドジャースとどう戦うのか明らかに。古田さんが迫ります!
(2月25日放送「サンデーLIVE!!」より)