水球・渡邉太陽 “世界に誇るシュート力”で自身初のパリ五輪へ「得点王をとりたい」
サンデーLIVE
[2024/03/03 15:55]
今年の7月26日に迫ったパリオリンピック開幕へ、日本人選手に“エールを送って盛り上げ”ていこうという「サンデーLIVE!!」スポーツの新コーナー題して「パリエエ〜ルモリアゲ〜ル」。選手たちにはパリオリンピックを盛り上げる「モリアゲ〜ルポイント」を教えてもらいます。第7回は水球日本代表“ポセイドンジャパン”の渡邉太陽選手(22)。武隈光希アナウンサーが水中の格闘技・水球を体験してきました。
■モリアゲ〜ルポイント「世界に通用するシュート力」
体と体がぶつかり合い、水中では激しい攻防が繰り広げられる、水中の格闘技・水球。
日本代表、ポセイドンジャパンの攻撃の要となるのが、渡邉太陽選手です。
先月の世界水泳でも、チームの得点源として活躍しました。
「日本の攻撃の起点となれるようにしていきたいですし、相手に警戒されるような選手になりたいなっていうのは思っています」
「モリアゲ〜ルポイント、自身の1番注目してほしいところは?」
「僕はシュート力が1番注目してほしいです。シュート力は(世界に)通用するなと感じています」
モリアゲ〜ルポイントは「世界に通用するシュート力」。世界を相手に得点を量産し、ゴールから遠い位置からでも、しっかり決めます。
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■武隈アナが水球に挑戦 渡邉選手のシュート力は?■武隈アナが水球に挑戦 渡邉選手のシュート力は?
今回、武隈アナが水球に挑戦しました。
まずは水球の基礎、水中で浮くための巻き足から挑戦します。
水球は1ピリオド8分の4ピリオド制。30分以上水中に浮くために、この巻き足が必要なんです。
「巻き足は、ひざを高くしてプロペラのように回していく」
巻き足で水中に浮く渡邉選手に、武隈アナが体重をかけても微動だにしません。
シュートの前にアップのお手伝いをすると、軽く投げたボールでもバランスを崩すほどの強さでした。ちなみに、武隈アナは足をついていますが、渡邉選手はもちろん巻き足です。
そして、モリアゲ〜ルポイントのシュートを体験しました。
実際にゴール前に立ってみると、ボールが顔に向かってくる感じで、思わず顔をそむけてしまうほどものすごい迫力でした。
「シュートは打っていて楽しい?」
「楽しいです。僕が好きな練習がシュート練習なんで、今やってても楽しかったです」
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■自身初のオリンピックへ「得点王を取りたい」■自身初のオリンピックへ「得点王を取りたい」
渡邉選手が水球に魅了された、小学2年生のころ、ある悩みがありました。それは体の毛が抜ける脱毛症を発症します。
「人に見られることが、多分あんまりその時は嫌だったので。ちょっとネガティブになってしまった部分は多少なりともあると思います」
「どうやって今の明るい渡邉選手になっていったんですか?」
「水球でどんどんどんどん活躍していくことが、すごく自分を明るくさせてくれたなっていうふうには感じています。素晴らしい仲間に出会えて、自分が点を取った時の喜びであったりとか、元気にやるってすごく楽しいなって思って。活躍しているのを見てくれと思うようになりました」
人生を変えてくれた水球で、渡邉選手は自身初のオリンピックへ。
「ベスト8の壁を越えるのが目標です。日本代表の中で1番、太陽のように輝いて活躍して、パリオリンピックで得点王を取りたいなって思っています」
(3月3日放送「サンデーLIVE!!」より)