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2024年7月23日 19:08

旬の夏野菜「ナス」おいしい&“便利”な保存法 プロが解説

2024年7月23日 19:08

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 おいしく、さらに調理しやすくなる保存方法がありました。

■食品保存のプロおすすめの方法

 焼いたり、煮たり、揚げたりと様々な料理で楽しめる今が旬のナス。食卓に上がる機会も多いのでは。そんなナスの保存は、どうしていますか?

街の人(50代)
「野菜室に入れます」
街の人(80代)
「この暑さだから冷蔵庫に入れておきます」
街の人(50代)
「あまり保存してという感じではなくて、必要な分だけ買って早いこと使い切って終わり」

 実は食品保存のプロがおすすめする、ナスがおいしく、さらに調理が楽になる保存方法があるんです。

料理研究家・食品保存アドバザー 島本美由紀さん
料理研究家・食品保存アドバザー 島本美由紀さん

 農林水産省の広報誌を監修する、料理研究家で食品保存アドバザーの島本美由紀さんに教えてもらいました。

調理が楽に!
調理が楽に!
島本さん
「この季節におすすめのナスの保存方法があるんです。この保存方法だと調理が楽になります」

■炒め物が「半分以下」の時間で作れる!?

最適な保存方法は?
最適な保存方法は?

 この季節ならではのナスがおいしく、さらに調理が楽になる保存方法。それは常温?冷蔵?それとも冷凍?どれでしょう。

冷凍がおすすめ
冷凍がおすすめ
島本さん
「ナスは冷凍がおすすめです。保存期間は2カ月です。この保存方法だと調理が楽になります」

 食品保存のプロのおすすめは“冷凍”です。保存期間は2カ月で、さらに調理も楽になると言います。

“丸ごと冷凍する”のがポイント
“丸ごと冷凍する”のがポイント
島本さん
「ポイントは、切らずに丸ごと保存することです」

 大事なのは“丸ごと冷凍する”こと。

洗って水気をふき取る
洗って水気をふき取る

 その方法は、まずナスを洗い水気をしっかりふき取ります。

そのまま丸ごと袋に入れ、冷凍
そのまま丸ごと袋に入れ、冷凍

 そして、ナスをそのまま丸ごと袋に入れ冷凍します。そのワケは?

劣化しにくく、乾燥を防げる
劣化しにくく、乾燥を防げる
島本さん
「切って冷凍してしまうと切り口から乾燥してしまうので、保存期間が1カ月になってしまうんですが、丸ごと冷凍すれば切り口がないので、劣化しにくく乾燥を防げるので2カ月長持ちします」

 なぜ冷凍したらおいしく、さらに調理が楽になるのでしょうか?

水分が少し抜けるため…
水分が少し抜けるため…
島本さん
「冷凍したナスは、室温に5分ほどおいておくと、好きな大きさに切ることができるので、いつも通りのナスの料理として使うことができます。水分が少し抜けるので、歯ごたえが少し増すかと思います。冷凍したナスに関しては組織が壊れているので、炒め物が通常の半分以下の時間で作ることができます」
ヘタを取らずに保存を
ヘタを取らずに保存を

 気になるヘタは、冷凍保存する場合はヘタを取らずに丸ごとがおすすめとのことでした。

  • ナスの保存は?
  • 料理研究家・食品保存アドバザー 島本美由紀さん
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  • 冷凍がおすすめ
  • “丸ごと冷凍する”のがポイント
  • 洗って水気をふき取る
  • そのまま丸ごと袋に入れ、冷凍
  • 劣化しにくく、乾燥を防げる
  • 水分が少し抜けるため…
  • ヘタを取らずに保存を