<奴隷解放に思いはせるも、高速道路に人身売買の現実を見る 米国 6600キロ第3回

[2023/12/09 10:00]

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  • ゲティスバーグからコロンバスへ。旅2日目の走行距離は564キロ

  • ホテルチェーン、スーパー8の室内。枕元には「ゲティスバーグの戦い」が勃発した日の様子を記したモニュメントの写真が。エレベーターはなく重い荷物を持って階段を上がった。ランドリーは最新式のキャッシュレス方式だった=筆者撮影

  • 市中心部のリンカーンスクエアから放射状に道が広がるゲティスバーグには、史跡が多くある。北軍のジョン・レイノルズ将軍の銅像。部下からの信頼が厚かったことで知られる=筆者撮影

  • 走行中、カーナビとスマホで別なルートを示すことが何度もあった。場所にもよるがスマホは距離の近さを優先し、幹線道路ではない細い道を案内する傾向があった。驚くほど車通りが少ない道を選択され、不安になったことも=筆者撮影

  • 米国は世界一のトウモロコシ生産国。大多数は穀粒の頭頂部がへこんでいる「デントコーン」で、日本で生産されている「スイートコーン」より甘味は少なく硬めだが、飼料やシロップ、甘味料、エタノールなど用途は広い=筆者撮影

  • 高速道路の休憩所に貼られたポスター。オハイオ州の「人身売買ホットライン」には2007年から2023年8月までに1万1224件の通報があり、3102件が人身売買だと認定された。この間の売春や強制労働の被害者は6013人にのぼった=筆者撮影

  • 断続的に強い雨が降った。米国の高速道路は日本より整備が良くないため、降雨の夜はセンターラインさえ見えなくなることも。前方の車のブレーキ灯が頼りになるので先頭では走らないようにする=筆者撮影

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