坂本花織 GPファイナルで初優勝「過去の自分に打ち勝てた」 宇野昌磨は連覇ならず

[2023/12/10 14:01]

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 フィギュアスケートのグランプリファイナル。世界女王の坂本花織選手(23)が女子フリーに登場です。

 まずは冒頭、得意のダブルアクセルを決めると、その後も2つの3回転ジャンプを成功させます。

 これまでファイナルでは表彰台を逃してきた坂本選手。中盤の3回転フリップは惜しくもミスとなりますが、続くダブルアクセル+トリプルトウループ+ダブルトウループのコンビネーションジャンプを着氷させます。

 さらに最後のトリプルループはダブルトウループのコンビネーションを見事に決めました。

 自身3度目のグランプリファイナルで初優勝。悲願の金メダル獲得で、去年の涙を笑顔に変えました。

優勝後のコメント

 坂本選手:「ライバルは過去の自分なので、その自分に打ち勝てたのがすごくうれしかったです」

■宇野昌磨 今季自己ベスト

GPファイナル 男子フリー

 一方、男子フリーでは大会連覇を狙う世界王者の宇野昌磨選手(25)。

 まずは冒頭の4回転ループ、さらにトリプルアクセル、連続トウループを着氷させます。

 3つのジャンプで回転不足を取られたものの、宇野選手は今シーズン自己ベストで1位につけます。

■“4回転の神”世界歴代3位の高得点

ファイナル初優勝のマリニン選手

 そして最終滑走で登場したのは、ショート1位のアメリカのマリニン選手(19)です。

 注目の4回転アクセルは転倒しますが、その後は4回転の神のごとく4種類5本の4回転ジャンプを着氷します。

 高難度の演技構成で世界歴代3位の得点をたたき出したマリニン選手。宇野選手と鍵山選手を抑え、ファイナル初優勝です。

(12月10日放送「サンデーLIVE!!」より)

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