松坂大輔が高校時代から注目「期待値が高い」DeNA小園健太投手“理想のストレート”

[2024/02/16 15:16]

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プロ野球次世代のスターを発掘する新企画「怪物のタマゴ」。松坂大輔さんが高校時代から注目していたピッチャーが、いよいよ登場です。

■伸びのあるストレート…松坂さん「期待値が高い」

松坂さんがやってきたのは、横浜DeNAベイスターズのキャンプ地。

松坂さん
「やはり、ずっと気になっている選手の一人。ピッチャーとして持ってる雰囲気や、フォームから放たれるボールが個人的に好き」

高卒プロ3年目の小園健太投手(20)。高校時代には最速152キロのストレートを武器に、バッテリーを組む松川虎生捕手とそろってドラフト1位指名を受け、話題になりました。

そんな次世代のエース候補は、体作りに励んだプロ1年目を経て、去年は2軍で17試合に登板。着実にステップアップを続けています。

まだ1軍登板はありませんが、松坂さんの考えるタマゴポイントは「伸びのあるストレート」です。

松坂さん
「甲子園の時からのイメージなんですけど、ストレートの伸びというんですかね。僕の中で、すごく期待値が高い」
松坂さん
「小園投手が目指す理想のストレートは?」
小園投手
「伸び上がってくるようなストレートが持ち味だと思うので。常に良い状態を保てたら、1軍でもしっかり投げられるんじゃないか」

■1軍デビューへ向け 小園投手が見据える先は…

この日は、春季キャンプ初の実戦練習。小園の状態を見た松坂さんは、次のように話します。

松坂さん
「高めのボールはスピンが効いていて、空振りやファウルが取れていた。小園投手の場合は、特にあのストレートがあってこそだと思うので」
松坂さん
「自分のボールに対しての手応えは?」
小園投手
「去年12月のウインターリーグを経て、自分にすごく自信が持てた」

去年12月、台湾で行われたアジア・ウインターリーグ。先発を任された小園投手は、台湾打線に対しストレートで追い込むと、最後もストレートで三振。さらに伸びのあるストレートで三振を奪う場面も。

小園投手
「バッターがストレートって分かっていても、空振ったり、首傾げていたり、自分の中で手ごたえのあるストレートが多かった」

ストレートで攻め込むピッチングで、奪った三振は8つ。この試合のMVPに輝き、結果を残しました。

確かな手ごたえをつかみ1軍デビューへ。小園投手が見据える先は…。

小園投手
「もう3年目なので、しっかり勝ちにいきたい思いは誰よりも強いと思ってるので、ローテーションの一角として、チームのために勝てる投手になることが今年の目標です」

(「報道ステーション」2024年2月15日放送分より)

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