メキシコのカンクンは米フロリダ州マイアミから飛行機で約1時間50分。1974年に初めての観光ホテルがオープンしてから急速に発展した=筆者撮影
カンクンのホテルの客室数は3万を超える。現在も新ホテルの建設が続く。カンクンのあるキンタナロー州は観光業からの収入が州のGDPの87%を占める=筆者撮影
メキシコでは骸骨が身近な存在だ。死は悲しみであるが、死者の魂は現世に戻り家族や友人と共に楽しく過ごすと考えられている。11月1、2日の「死者の日」は宵越しのカネを持たないメキシコ人が最も燃えるイベントだ=筆者撮影
「モデロ」は、ライムを添えて提供されるビーチビールとは一線を画した味。日本でもなじみの深いメキシコビール「コロナ」と同じ醸造所で1925年に誕生した=筆者撮影
保守派の不買運動を受けてバドライトの広告戦略は一転。昔ながらの米国人の姿を描いた愛国的な内容の広告になった(写真:AP/アフロ)
カンクンは地元住民が住むダウンタウンと、ホテルやショッピングモールが並ぶ海岸のホテル地区に分断されている。タクシーは料金が高く観光客でさえ利用をためらう。路線バスは市民、観光客にとって重要な移動手段だ=筆者撮影
年間で晴天が3分の2、雨天が3分の1あると言われるカンクンの平均気温は27度。周辺の海水温は高く、冬季でも26度、夏季は29度ぐらいになる=筆者撮影
カンクンのスーパーにずらりと並ぶトウガラシソース。「メキシコ人は辛い物好きだから胃腸が強いとよく言われるが、そんなことはない。辛い物を食べ過ぎて週3日は腹を壊しているよ」と苦笑いするメキシコ人は多い=筆者撮影
人類がトウガラシを食用として栽培し始めたのは約6000年前と言われる。メキシコはその起源の1つとされる。現在、メキシコ国内では64種類のトウガラシが育てられている=筆者撮影
すしブームは様々な形で世界に広がっている。カンクン市内のスーパーの片隅にあるフードコートには回転ずしがあった。握りずしはなく、巻きずしやサラダが回っていた=筆者撮影
メキシコには大手だけで10を超えるプロレス団体がある。覆面はメキシコのプロレスの象徴だ。古代マヤ、アステカの戦士が顔にペイントしていたことをモチーフにしている。ファン向けに覆面を販売する店はいたるところにある=筆者撮影
メキシコはカルテルと呼ばれる暴力組織による犯罪が社会を蝕む。カンクンでも抗争事件が相次ぐが、カンクン当局は観光客を狙った身代金目的の誘拐事件への警戒を強めている=筆者撮影